E956形の塗装デザイン等が発表
10月3日に行われたJR東日本社長定例会見で発表され、同日付リリース文『【定例社長会見(2018年10月)】新幹線の試験車両ALFA-Xのデザインおよび開発状況について(pdf)』も出ましたが、E956形の塗装デザイン等が発表されました。
先頭部のデザインは以前に発表された時のままのようですが、10号車のE956-10となるであろう車両の方、先頭部が長すぎるよなとしかw
本命は1号車のE956-1となるであろう車両の方なんだろうけど1、10号車ともN700系と同様に連結面近くだけ中間車と同じ屋根高で、客室屋根部分まで先頭部が伸びてきてるようなもんになるのだなと。
ALFA-XのロゴはFastech 360 S /Zよりあっさりしてる感じにも。
リリース文3ページ目の側面イラストを部分引用してみましたが
全体的に見た感想としては、
○全体的に
●側面窓がE5系よりも更に小さく?
●側面表示器はE5系・E7系と同様に見えるが小型な方のフルカラー化は今回も無し?
●乗降用ドアは1号車を除き従来型の引き扉?
●足回り、台車部を含めカバーの構造変えた?
●屋根上に多数設置の空力抵抗板ユニット、E954形・E955形で試作した空気抵抗増加装置より車体上の空間の使い方として無駄が無く、多数設置で効果はあれよりありそう
●リニア式減速度増加装置、要は電磁吸着ブレーキの事だろうけど、保線方面に嫌がられそう…。バネ下重量の増加はどんなもんになるのだろう?
●地震対策ダンパとクラッシュブルストッパの効果はどの程度と見込んでいるのだろう?、東日本大震災の際に脱線したE2系J69編成の脱線を想定する分には、これの意味はあまり無さそうな…。(高架橋構造が異なる区間だったために発生したようにしか見えなかったのだが…)
●台車モニタリングの各種センサ類、リリース文最後に出てくる「メンテナンスの革新」と合わせて考えると、毎日の各営業列車のデータ集めて分析する等でE926-3の出番減りそう
●着雪しにくい車体構造として台車手前に窪みを作るのは、要は缶入りコーンスープの飲み口手前を凹ませるとコーンが残りにくいって流体力学系の発想と同じ用なもんだろうけど、最適形状ってのも床下機器類との兼ね合いで難しそう(^^)と最初思って書いてたけど、よくよく考えたら逆だわなw
●快適性の向上で出てくる部分、E5系で積んでるものをより高度に制御するってとこ?
●試作パンタ2種類の内、1種類はE954形でも似たもの積んで無かったっけ?
●地上と車上とで大量のデータ送受信するようになりそうだが、車両無線システムはどうする?
●連結面の外幌の構造はどーなる?
○1号車 E956-1?
●運転席部、横幅が現状よりかなり狭いようにも…
●先頭部が若干伸びた上、側面部も乗降ドア手前まで絞ってある
●東京方乗降ドアはプラグドア?
●客室部屋根も低くなりトイレ上で中間車と同様の高さになるN700系等で見られる構造
●新青森・新函館方乗降ドア廃止(E5系E523形でもほぼ必要無かった気がするし…)
●トイレ部もE5系より狭くなってるようだが、個室2つ、男子用小便器、洗面台2つの仕様では無くなる?
○2号車 E956-2?
●客室部は基本的にE5系E526形と同様?
○9号車 E956-9?
●客室部は基本的にE5系E515形と同様?
●車掌室の窓は若干大きくなってるようにも見えるが気のせい?
○10号車 E956-10?
●客室部3列しか座席配置が無いけれど、9号車よりシートピッチが狭いようだけどグランクラスでは無く普通車を想定?
●ここまで先頭部が伸びると、車両前後で重量バランスが相当異なってくるはずだけど…?
ってとこかねぇ…
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