E3系L編成の新塗装とR18編成改造内容が発表

3月4日付JR東日本プレスリリース『山形新幹線に新たな魅力が誕生します！(pdf)』で

○E3系1000・2000番代L編成の新塗装
○E3系0番代R18編成を改造した"とれいゆ"の詳細

が発表されました。

○E3系1000・2000番代L編成の新塗装
●奥山清行氏がデザイン
●シンボルマーク4種類を4個所に取り付け
両先頭車の海、山側でそれぞれ別のシンボルマークを取り付け
●4月以降塗装変更作業を行い、4月下旬頃から登場。
●山形デスティネーションキャンペーン中は3編成運行予定
●2016(平成28)年度末までに全L編成15編成塗り替え完了予定。
●車内についての記載は無し

○E3系0番代R18編成を改造した"とれいゆ"の詳細
●奥山清行氏がデザイン
●愛称名は"とれいゆ
●営業開始時期は7月以降の予定
●運転線区は奥羽本線福島⇔新庄間が中心
▽通常は東北新幹線区間で営業運転しない?
▽臨時列車として年間120日程度運行予定
●15号車に設置のバーカウンターで提供予定のサービスに関しての記載無し
●プレスリリースを見る限り、サニタリースペースに変化無し
●新幹線総合車両センターにある11号車、E311-18はシートピッチ(おそらく椅子も)そのままの模様。"普通指定席"と表記されてるのか格下げの意味なのか、"普通の椅子席"って意味で書いてるのか意味不明。
(交通新聞では"普通車指定席"と記載)
●川重で改造中の
▽12～14号車の4両は1+2列の座面が畳で大型テーブル(下は土間で靴脱ぐ必用無し)も付いたお座敷指定席化
▽15号車は"湯上りラウンジ"として、東京方から順に坪庭。畳敷きラウンジ(大型テーブルの下は土間で靴脱ぐ必用無し)。バーカウンターを設置。
▽16号車は"足湯"として、東京方から更衣室、足湯×2。

●編成定員は143名の予定
▽11号車 普通指定席車 定員23名 ※変化無し
▽12号車 お座敷指定席車 定員42名
▽13号車 お座敷指定席車 定員36名
▽14号車 お座敷指定席車 定員42名
▽15号車 湯上りラウンジ車 定員外
▽16号車 足湯車 定員外

"とれいゆ"ですが、12～14号車のお座敷指定席車に座席設置の大型テーブルとは別に、客席両端に下が荷物置き場となってるテーブルがあるのでここをどういう使い方する気なのかなと。

個人的にはR編成改造した"とれいゆ"の塗装の方が好みではあるけど、L編成の新塗装は雪の中では相当目立つでしょうなぁ(^^)
組立工場内を夜に覗くと見えるE311-18の

この状態、改めて見ると隠れてる部分が丁度今回の塗装の帯部分っぽく見えるので、もう塗ってあるのかも…

それにしても足湯とは言え列車車内に温泉とは、とり・みき、ゆうきまさみ共作『土曜ワイド殺人事件「第3シリーズ 喜劇温泉列車殺人事件」』(wikipedia)を思い出さずにゃいられない(^^)

(20140306 追記)
交通新聞の記事が出たので一部書き加え。