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2012.06.11

第4回整備新幹線小委員会配布資料

ある方のツイートと貨物列車情報ブログ(仮称)様の『青函トンネル用複電圧対応電気機関車EH800』経由で、国土交通省『第4回整備新幹線小委員会配布資料』見たら、色々面白い物載ってましたが、とりあえずこれら資料を読む限り、北陸新幹線へ導入予定のフリーゲージトレインは東京口というかJR東日本の運営区間への乗り入れを想定していない事が判って安心しました(^^)

以下、各資料を私がざっと読んだ程度で書いてるので読み間違いもあるたぁ思いますが(^^;;;

まずはJR北海道作成の『青函トンネル区間における新幹線と貨物列車の共用走行について 新幹線と貨物列車の共用走行について(pdf)
トレイン・オン・トレインに関してあれこれ書かれてますが、9ページ目に「コンテナ貨車を積載可能な新幹線貨車の試験構体製作、試験」として、同貨車の側面図もありますが、3台車な構造の貨車にするつもりなのだなと(^^;;;
正直無駄の多い話な気がするんだけど…

次にJR貨物作成の『整備新幹線小委員会ヒアリング資料(pdf)
6ページ目に交流2万V50Hz/2万5千V50Hz両対応のEH800形の事が書かれてますが、今年秋口には試作車登場ってとこなのかなと。
で、7ページ目から10ページ目に掛けて、新幹線列車の最高速度の件や現段階での想定ダイヤグラム(上下共)が載ってますが、なんか大雑把過ぎる感じがすると言うか、想定ダイヤ通りになるのなら対向列車あるセクションだけ速度下げる形でもう少々スピード上げられるんじゃないのかなぁ?と。

さらに次、JR西日本作成の『北陸新幹線の取扱いについて(pdf)』と『交通政策審議会陸上交通分科会鉄道部会整備新幹線小委員会 【資料】(pdf)
なーんつーかフリーゲージトレイン自体に技術面で不安あるし、在来線整備にも手間と金掛かるからあーんまりやりたくは無いけど、営業政策上関西⇔北陸間で乗り換えさせるのも問題多いからなぁ…って感じのJR西日本の苦悩が現れてるよーにも読めて…

あと国土交通省鉄道局作成の『投資効果及び収支採算性に関する詳細資料(pdf)
24ページ目に東北・北海道新幹線の各駅間所用時間(宇都宮⇔盛岡間は320km/h後の平均時間)が。
27ページ目に東北・北海道新幹線の特急料金(現行の料金基準で計算したもの)が。
29ページ目に北陸新幹線敦賀開業時の路線概略図が載ってますが、今回注目点はこれで、同開業時のフリーゲージトレイン導入時、現段階では

東京口発着フル規格車両列車 … 東京⇔敦賀間を運転
大阪口発着フリーゲージトレイン … 富山⇔大阪間を運転

として、あくまで現行の681・683系使用の特急サンダーバードの置き換えを想定し、東京口への乗り入れは考慮していないようです。

30ページ目に北陸新幹線の各駅間所用時間が。
32ページ目から33ページ目に掛けて、北陸新幹線延伸後の運行本数予定も。
34ページ目に北陸新幹線の特急料金(現行の料金基準で計算したもの)が。

載って全部で82ページ分あるので、まぁ興味あるとこだけざっと目を通すと良いかと(^^)

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