来年度にFGTの6両編成な試作車製造へ
10月27日に国土交通省から『「軌間可変技術評価委員会」の開催結果について』が発表され、それを受けて各紙が記事にしてましたが、
その内、佐賀新聞の『FGT「実用化へ技術確立」と評価 コスト検証課題に』に
--- 引用開始 ---
来年度は現在の試験車両の倍となる6両編成の新車両を設計製造。新幹線区間での高速走行試験などを実施した上で「13年度での実用化にめどをつけたい」としている。
--- 引用終了 ---
とあるので、来年度に6両編成で新たに試作車製造するようですが…
国土交通省発表の別途資料(pdf)の方を見ると
--- 1ページ目から引用開始 ---
在来線(狭軌)の曲線区間での走行性能については、小型・軽量化等による台車の改良とロングレール化等の軌道の改良・整備を図ることにより、
--- 中略 ---
目標の速度で安全・安定走行できることが確認され、軌間可変電車の実用化に向けた基本的な走行性能に関する技術は確立していると判断される。
--- 引用終了 ---
とあるのですが、昨年度までの試験結果における標準軌での270km/hでの安全・安定走行ってのが、現状の山陽新幹線の最高速度より低い点や、今年度の試験結果での
--- 2ページ目から引用開始 ---
なお、ロングレール化が出来ない半径400m未満の曲線区間等のレール継ぎ目部や軌道整備が十分に行えない踏切部等で、大きな力(輪重・横圧)が発生している箇所があった。
--- 引用終了 ---
と書かれてる部分はちょっと気になるというか、JR東日本がE955形での試験で苦労した部分だったはずだし、大丈夫なのかなぁと。
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