東日本大震災本震で台車1つ脱線したJ69編成のシミュレーション?
アクセス解析を見たら、在京民放某局内からYahoo!で"新幹線 脱線 シミュレーション 東日本大震災"と検索してきてた人が居たので気づいたんですが(^^;;;
3月11日の東日本大震災本震時に仙台駅14番線へ入線直前だったE2系J69編成が台車1つ脱線した件、国土交通省の運輸安全委員会が現在も原因を調査してますが、8月26日付で発生時の状況のシミュレーションを入札公告してました。
同じく東日本大震災本震時に長町駅通過中に脱線した貨物列車の件に関しても調査してるもののシミュレーションの入札公告は無いとこ見ると、J69編成が脱線した件に関しては調べても判らない事が多いので…ってとこなんですかねぇ。
(20111025 追記)
とりあえず当日発生時の記憶と、脱線して復旧するまでのJ69編成が居た位置を見ての個人的感想として…
●3月11日14:46頃、仙台駅周辺に初期微動が到達した段階で震度5強程度の揺れであった
●揺れだした後、初期微動で揺れてる段階で緊急地震速報(ウェザーニューズがサービスしてるPC版、CSの日テレニュース24、NTTドコモのエリアメール)を着信してる事から、主要動到達前に変電所等は既に給電停止してるものと考えるのが妥当
●緊急地震速報の内、ウェザーニューズのPC版での到達予想震度が既に体感してる揺れよりも小さな数値の震度4との予想であり、主要動は相当大きなものになるなと思った所で震度6強相当の主要動が到達した事から、仙台駅入線直前でスピードも相当ゆっくりだったJ69編成の試運転列車は主要動到達前の段階で非常制動掛かかり、停車寸前に脱線したのではなかろうか?と
●4号車の台車が脱線した辺りはちょうど高架橋の構造が変わる(金属製の橋脚+橋桁区間とコンクリ製の橋脚+橋桁区間)位置だった
●J69編成は高架橋損傷個所の手前で停車していた
って感じであるので、原因は車両側の問題でも高架橋の損傷でも無く、金属が主体な高架橋の揺れ周期とほぼコンクリ製な高架橋の揺れ周期の違いから、たまたまその境目に差しかかってた台車が脱線してしまったって事なんじゃないのかなと。
少なくとも従来の震度6強クラス以上の震度にやられてる最中の列車が高架橋の構造が異なる個所で非常停車した前例は無かったと思うし、仙台市内の建造物を見てると材質による損傷具合の違いがかなり出てるので、構造物の揺れ周期の違いで、その境目が一時的に脱線誘発するレベルでズレるような状況が発生しててもおかしくは無いのでは?と。
ま、しろーとの思いつきではありますが(^^)
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