10月9日に東海道新幹線で発生した保線車両脱線の詳細が発表
10月17日付のJR東海ニュースリリース『東海道新幹線米原~岐阜羽島間横取基地で発生した保守用車脱輪原因について』。
10月9日(日)早朝に岐阜羽島⇔米原間の上り線にある保線車両用の横取り線で保線車両が脱線し、最大で74分列車が遅れた件の詳細が書かれてましたが、
1.本線上でバラスト整理車のブレーキが緩まなくなり、同車ブレーキ解放後、後続のマルタイ車を連結し、押す形で横取り線へ
2.横取り線のカーブがきついためバラスト整理車やマルタイ車は本来1両毎入れないといけないのに、そのまま連結した状態で入線
3.カーブがきついために横取り線のレールに横方向の力が掛かってしまい、バラスト整理車が脱輪
っつー流れで発生した事故とのことで、バラスト整理車やマルタイ車のような大型の車両を横取り線に連結したまま入線させてはいけないって事を誰も知らないも同然だったってのが原因だそーで。
今回の事故、早い段階でマスコミに脱輪した部分の画像してたし、全体的にJR東海が情報出すのが素早かったなと。
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コメント
>tobu7865 さん
300km/hな列車増発は無しですか、ちょっと期待してたのだけど(^^;;;
上越新幹線全区間でのP+Pの件はすっかり忘れてました(^^;;;
投稿: Noriyuki | 2011.10.27 17:54
来年3月の改正ですが、JR東日本の新幹線に関しては、
●東北新幹線: E5系増備による275km/h列車の増発
増備したE5系は主に はやて(一部やまびこ)に投入し、やまびこ・つばさ を P+L編成 → J+L編成 にして275km/h化
●上越新幹線: 越後湯沢以遠への P+P編成 乗り入れ開始
東北系統のP編成は上越系統へシフト(これにより12両編成で扱い難いE1系淘汰の条件が整う)
ってあたりがメインのようで、東北新幹線はまず待避する側の逃げ足を速くし、全列車275km/h化するまで定期300km/h列車の増発は無いようです。
投稿: tobu7865 | 2011.10.26 08:06
>ナオ さん
来年3月の改正は
●東北新幹線でのE5系増備による300km/h列車増発?
●東海道・山陽新幹線での100系、300系全廃による性能向上による到達時間短縮
●山陽・九州新幹線直通列車増発
辺りが注目ってとこでしょうからね(^^)
投稿: Noriyuki | 2011.10.25 19:20
(日経新聞のリンクあったのでナオさんのお名前クリックするとそちらへ飛びます)
JR東海の300系引退だそうです。
西日本も今年の末には100系を片付ける予定でしょうから、西のこだまスピードアップや九州直通運用などがどうなるのか楽しみです。
JR東海から100系が消えて、品川駅開業といわゆる「のぞみダイヤ」になった時の感動を思い出しますね。
投稿: ナオ | 2011.10.20 21:08