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2013-07-02

JR東日本が仙台地区にHB-E210系電気式DC導入へ

7月2日付JR東日本プレスリリース『通勤形車両の新造計画について(pdf)』で、

○南武線用E233系
○新潟地区用E129系
○東北本線・仙石線直通運転用HB-E210系

を投入する事が発表されました。

○南武線用E233系
同線が現在使用している

●205系6両編成×26編成
●209系6両編成×4編成

を2014年度から

●E233系6両編成×35編成

で置き換えるとの事で、5編成多い分は素直に増発分と見るべきなのか、別に何かあるのか…
また最高速度は現行の95km/hのままとの記載が交通新聞に。

○新潟地区用E129系
同地区の115系を2014年度から

●E129系2両編成×30編成
●E129系4両編成×25編成

で置き換えるとのこと。
『鉄道ファン 2013年7月号』の新潟車両センターに配置されてる115系の両数を見ると193両(うち2両は訓練車)とあるので、訓練車分を除いて差し引き31両減る事になりますが、仙台地区で455系、717系をE721系で置き換えた際よりは減車数も少ないし…

プレスリリース文に掲載されてる完成予想図ではE721系に似たデザインとなってますが、同車はワンマン対応用に運転台寄りにドア設置してたりするので、4両編成に連結予定の中間車のドア位置がどうなるのかが注目点なのかなと。
最も2両編成×2と4両編成のドア位置を合わせるためにそのままってのが一番あり得そうですが(^^)
交通新聞記事によると、

●床面高さ1130mm ※115系より95mm低い
●営業最高速度は100km/hのまま
●フルカラー表示器
●セミクロスシート
●帯色は未定

となってます。

○東北本線・仙石線直通運転用HB-E210系
東北本線、仙石線の接続線が開業予定の2015年から使用開始予定で

●HB-E210系2両編成×8編成

を投入とのことで、仙台地区初(※)の3ドアDCかつ電気式DC(ディーゼルハイブリッド車)になりますが、詳細がまだ決まってないのか完成予想図も発表されておらず、

●車体は水郡線に導入されてるキハE131形、E132形と同様?
●足回りはほぼHB-E300系と同様?

ってとこなのかなと。
低床構造にするなら車体はE721系と同様なものもありえそうですが、その辺はどうなることやら(^^;;;
交通新聞記事によるとセミクロスシートになるとのことで、国鉄以降では仙石線に初めてセミクロスシートの新車が入る事に(^^)

2両編成での新製ということで、ラッシュ時は4両、昼間は2両編成で使うって腹積もりなのは予想出来ますし、将来的に小牛田運輸区配置のキハ40、48形を全部これで置き換えるつもりなのかなとも思えますが。

※国鉄時代にキハ30、35、36形は確か入って無かったと思うけれど…(^^;;;;

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 通勤形車両の新造計画について [PDF/479KB]|JR東日本:プレスリリース [続きを読む]

受信: 2013-07-02 22:25

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