JR東日本がクルーズトレイン新製へ
6月4日のJR東日本社長定例会見で発表があり、同日付でプレスリリース『「日本を楽しむあなただけの上質な体験」を感じる旅が始まります。~ クルーズトレインの新造について ~(pdf)』も出ましたが、現在新製中のJR九州のななつ星in九州に続き、先日JR西日本が検討中の話もあった中、JR東日本も2016年春以降にクルーズトレインを新造、運行するそうで。
以前から北海道新幹線開業後にカシオペアの定期運転を廃止し、カシオペア用E26系客車をクルーズトレイン用にするって噂がありましたが、車両新造とは思い切ったなと言うか、JR九州のななつ星in九州が運行開始前から盛り上がってるのも影響してるのだろうなぁと…
○運行開始時期:2016年春以降予定
○旅行プラン等は未定
○車両デザインはここ最近のJR東日本のお約束、奥山清行氏
○電車列車方式で非電化区間でも編成内に設置した発電機によって自力走行行うEDC方式を国内初採用
○両先頭車に大容量のディーゼル発電機を搭載
○1編成10両
○中間車にダイニングやラウンジ設置
○1両あたり2・3室のみ設置
○2クラスのスイートルーム
○1編成の旅客定員は35人程度
○フルアクティブサスペンション採用予定
○1編成50億円程度の予定
って辺りになるようですが、注目点は国内初採用のEDCかと…
1960年代から70年代初頭に掛けてガスタービンを列車に搭載する流れの中で、国鉄でもクハ455形にガスタービンを搭載し、非電化区間で自力走行させるプランがあったようですが、それから約40数年ぶりに実用化って事のようで(^^)
はてさてどんな車両が出てくるのやら(^^)
(20130606 追記)
交通新聞に『JR東日本 クルーズトレインを新造へ 2016年春以降の運行開始めざす/電化・非電化双方走行可能 新開発の動力方式採用』として記事なってたので、同記事で新たに出てきた点を追加。
で、プレスリリースにも交通新聞記事でも出てないので気になってるのだけど、対応してる電化方式が
○直流1500V
○交流
●20000V 50Hz
●20000V 60Hz
●25000V 50Hz
の4電源方式に対応してりゃ北海道新幹線函館開業後の青函トンネル対応って事にもなると思うけど、流石に3電源方式対応ってとこかねぇ(^^;;;
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