常磐線・仙石線津波被災不通区間の復旧、一歩進む
東日本大震災本震後の津波で被災し、内陸部へ線路付け替えの上で復旧する事が予定されている常磐線と仙石線不通になってる区間に関し動きがありました。
●常磐線
河北新報『県・新地町・JR東、常磐線内陸移設で覚書締結』
朝日新聞デジタル マイタウン福島『常磐線復旧スクラム』
等で記事になってますが、JR東日本、福島県、新地町の3者間で新地町内の常磐線を内陸部へ移す覚え書の締結行ったそうで、不通となってる相馬⇔亘理間の内、福島県内に関しては復旧へ向かって一歩進んだのかなと。
最も相馬⇔亘理間の内、新地町内は壊滅的な被害が出てる一方で、同区間で距離の長い宮城県内の不通区間の話が進まない限りは…
●仙石線
河北新報『東松島市とJR東、仙石線で覚書締結』
日本経済新聞『仙石線不通区間を内陸に移し復旧 JR東日本と東松島市合意』
NNNニュース『仙石線復旧で覚書を締結』
等で記事になってますが、JR東日本、東松島市の2者間で仙石線高城町⇔陸前小野間の内、内陸部へ移す事になっている陸前大塚⇔陸前小野間の復旧に関する覚え書を締結したそうで。
こちらに関しては移設区間の距離も比較的短いし、トンネル作るとかいうので無ければ、工事の進み具合次第で早く復旧出来るのかなとも思えますが…
あとは陸前大塚⇔陸前小野間の旧線跡となる区間の再利用方法も気になるところですが、ほぼ県道と並行してる区間であるし、野蒜駅の先から鳴瀬川堤防までの旧線跡と合わせてサイクリングロード化がベストって気はするけれど。
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