鉄道車両用燃料電池についての妄想(^^)
鉄道車両用燃料電池と言うとJR東日本のクモヤE995形などの様に電気式DL&DCの走行用発電エンジンを置き換えるものとして研究、開発が進められてますが、現段階では帯に短し襷に流しと行った感じで実用化へのハードルはまだまだ高そうな状況で…
そのかわり走行用では無く客車のサービス電源用としてなら現状でも実用化し易いのでは無いかと思ったので、ちょっと妄想してみました(^^;;;;;;
日本国内の客車の電源を考えた場合、登場順に
1.車軸に取り付けた発電機で発電し車内の照明等に使用(旧型客車や未改造な50系客車)
2.電気機関車から給電(電車化前の横須賀線や東北地区の電気暖房車、12系2000番台 等)
3.編成内に大容量の発電エンジンを積んだ電源車を連結(新1号御料車編成、20系、24系、E26系)
4.冷房用に各車両床下に発電エンジンを搭載(冷房改造後の10系寝台車 等)
5.編成中数両の床下に分散して発電エンジンを搭載し、各車に給電(12系座席車、14系座席車・寝台車)
と分類出来ると思いますが、この内、
1は車内の照明程度の発電量しか得られない(戦前の一部優等車両は冷房も動かしてたけど(^^))
2は給電設備を搭載した電気機関車を連結してないと給電されない(当然非電化区間では使えない(^^))
3は電源用に1両余計に連結する必要がある(E26系はラウンジ車の嵩上げした床下に設置してあるけど)
4、5は車両床下に発電用エンジンがあることで騒音、振動等の問題になりやすい(5は発電用エンジンを搭載してるスハフ、スハネフをキハフ、キハネフと呼称する人も居るぐらいで(^^;;;;)
といった感じになる訳ですが、これらのかわりに各客車に燃料電池を積み、照明等のサービス電源、冷房電源、暖房設備、給湯設備として利用すれば、騒音、振動問題は大幅に改善されるし、編成の自由度も増していいんじゃないのかなぁと思ったのですが、現状では客車列車が年々少なくなり客車の数も減る一方で、なおかつ分割併合する列車も限られて編成の自由度なんてあまり関係無かったりして、今から態々開発する意味も無さそうなんですが…
その反面、国外に目を向けた場合、ほとんどの国で高速列車や都市圏の通勤列車を除けば客車列車の方が遥かに多く車両単位で分割併合する列車も多い事から、ヨーロッパなどの環境問題意識の高いとこには売れるのでは?とも思える訳で、輸出を考慮に入れれば開発してみる価値あるんじゃないかなぁと思ったんですが(^^;;;;;;
まぁあまり分散させてしまうと燃料補給が面倒だし、ある程度集約分散させた方が効率的なんでしょうけど、妄想として書いてみました(^^;;;;
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