JR北海道の新型ハイブリッドDC
JR北海道のプレスリリース「世界初の環境に優しい『モータ・アシスト式ハイブリッド車両』の開発に成功!(PDF形式)」によると、JR北海道でキハ160-1を改造してJR東日本のキハE200(JR東日本のPDF形式のプレスリリース)とは違い、自動車のプリウス等と同様のシステムなハイブリッドDCを開発したそーです(^^)
従来のトルクコンバータを使用するタイプの変速機のかわりにモータでアシストする変速機(※)に交換し、45km/hまでモータで走行して以降はエンジンで走行するそうですが、うまく行った場合は他のJR北海道の車両にも施工するのかなと(^^)
プレスリリースの画像を見る限り形式等は変わっていない様で、11月から来年1月ごろまで営業線上で試運転を行なうそうですが、その後は営業運転に投入?(^^)
※液体式トルクコンバータを使用せず、電気式でも無いし…、カテゴリー的には数十年ぶりの機械式DC?(^^)
(20071031 追記)
交通新聞の『JR北海道 MA式ハイブリッド車両を世界初開発』って記事によると、JR北海道が開発したモーターアシスト式ハイブリッドシステム(以下MA式)はJR東日本開発のシリーズ式ハイブリッドシステム(以下S式)と比較して、半分以下に小型軽量化出来、またバッテリーもMA式はS式程載せる必要も無いからか価格も半額以下で済むとのこと。
また、S式が駅間距離が短く電力回生効果が期待出来る区間で有利なのに対し、北海道は駅間距離も長く、優等列車等で使用する事も考えるとMA式の方が効果が期待出来るそーで同記事で書いてあることをまとめると、
●学園都市線にキハ201系と同様のMc-T-Mcの3両編成を投入
●北海道新幹線函館開業時に函館本線へ最高速度140km/hで振り子式+空気バネ式車体傾斜システムを組み合わせ、最大8度まで傾けさせられる新型特急気動車の投入(札幌⇔函館間で15~20分程度短縮見込み)
ってことのよーで、予定通り進むと学園都市線の50系客車改造気動車等の廃車やらキハ281・283系の玉突きでキハ183系大量廃車ってことにもなりそうで(^^;;;
| 固定リンク
「鉄道」カテゴリの記事
- 仙台市交通局南北線3000系1本目仙台港へ陸揚げ(2023.09.11)
- 2021年3月8日の仙台埠頭駅(2021.03.08)
- 小海線に導入される新無線式列車制御システム(2020.03.13)
- 2020年1月30日の仙台港駅(2020.01.30)
- 2020年1月10日の仙台車両センター(2020.01.10)
コメント
はじめまして、
私の住む九州は、阿蘇地方や高千穂方面でも注目されているようです。
まだ、乗ったことがないんですが、一度は乗車してみたいですね。
投稿: mori | 2009-03-08 20:06